令和 3年 12月 31日 金曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
麗かや墓石に刻むありがとう
令和 3年 12月 31日 金曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
麗かや墓石に刻むありがとう
令和 3年 12月 30日 木曜日
6時20分に御叱呼をもよおしてきて起床する。睡眠時間7時間ほど、寝起きの気分はまずまず。気温7℃の曇り空、散歩は40分コース、いかにも歳が押し詰まってきたという雰囲気の静かな通り、出会うのはいつもならこの時間は通勤に出かける人たちが多いのだが今日はいつもの散歩に出る人たちだけ。
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
着る着ない捨てる捨てない衣更え
【解説】決断力と手際よさがリズミカルに伝わってきて小気味よい。
令和 3年 12月 29日 水曜日
仲畑流万能川柳より
毎日新聞・季語刻々より
貧楽や釣の書をみる年の暮れ 幸田露伴
【解説】昔は年末は大掃除や正月準備であたふたしていたはずで、露伴の頃は魚釣の本を開くなどと言うことは、反世間的な姿勢だった。貧楽は「論語」にある語で貧乏を楽しむこと。露伴は明治から昭和にかけて活躍した博学の小説家だが、貧楽を志向して世間とほどほどの距離をとった。
令和 3年 12月 28日 火曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
孤独死に非ず孤高死菊一輪
【解説】孤独死という表現を否定した断言が潔い。孤高を象徴する菊一輪も忘れ難い。
令和 3年 12月 27日 月曜日
毎日俳壇より
ブラインドを拭く音軽き小春かな
令和 3年 12月 26日 日曜日
脳トレ川柳より
毎日俳壇より
一輪のもの言ひたげな返り花
令和 3年 12月 25日 土曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
落葉して山家の灯りあらはなる
令和 3年 12月 24日 金曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
凩にあけ渡したる山いくつ
令和 3年 12月 23日 木曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
太陽を煮つめしごとき冬夕焼
令和 3年 12月 22日 水曜日
仲畑流万能川柳より
毎日新聞・季語刻々より
一陽来復前山に雲あそびをり 伊藤 晴子
令和 3年 12月 21日 火曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
一日に為すことわづか花八手
令和 3年 12月 20日 月曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
立冬や帽子に合わせ服を買う
令和 3年 12月 19日 日曜日
脳トレ川柳より
毎日俳壇より
遥かなる昔が見える枯野道
令和 3年 12月 18日 土曜日
仲畑流万能川柳より
毎日俳壇より
影落とし裾野を走る冬の雲